槍ヶ岳に初めて登山しに行く前、持ち物を準備したり、ワクワクする気持ちで過ごしながら、心配だったことの1つが「高山病になってしまわないか」ということ。
高山病について調べていると、標高が高い場所(2,500m前後から)で酸素が不足して起こると書かれていたし。
結果としては、高山病にならずに元気に槍ヶ岳に登って(正確には槍ヶ岳山荘まで)降りてきたんですが、初めて標高が高い所に行くし高山病がすごく心配だったんです。
→ 槍ヶ岳 初心者
で、そんな登山初心者の管理人がした、高山病の予防方法は
「前日に飲酒を控えた」ということと、「こまめにこまめに水分補給しながら登った」ということ。
あとは、息が切れてしまわないように深呼吸をしながら、ほんとゆっくりゆっくり登った。
ということです。
というのも高山病は、酸欠状態になり血中酸素濃度が低下することによって引き起こされるもので、体内の水分が少ないと血がドロドロになり、体中に酸素を送る能力が下がるんだそうで。
汗もものすごいかいていたので、ちょくちょく立ち止まったりと、水分補給には気を使って登山してました。
ハイドレーションシステムを買って行くか、ザックの前側にペットボトルを差し込めるようにしておくと、歩きながらでも水分補給できてよかったかなと、一つ次回の登山にいかしたい反省。
ちなみにこの高山病、症状としては動悸や息切れといった軽度なサインを見逃して下山しないと、徐々に発熱や嘔吐といった重い症状になっていき、放置すると最悪死にいたることもあるそうです。
高山病になってしまったら高度を徐々に下げるしかなく、そのまま上り続けると重症化して肺水腫や脳浮腫、眼底出血などといった症状にまで進むことがあるので、高山病を予防することはもちろん、高山病になってしまったら重症になる前に勇気を持って下山しましょう。