大阪府能勢町にある、剣尾山(けんぴさん)に登山にいってきました。
標高784mの山なので、登山じゃなくてハイキングなのかな?
登山とハイキングの違いはよくわからないけど(笑)、槍ヶ岳への登山から1年ぶり、人生2回目の登山。
槍ヶ岳に登山に行った記録はこちら
→ 槍ヶ岳 初心者
剣尾山の頂上まで登った時にまだ体力に余裕があり、「ついでに横尾山まで縦走しちゃおう」なんて思えるぐらいの登山初心者の体力にちょうど良い山でした。
剣尾山 登山
というのも剣尾山は、岩場がゴロゴロしている上を歩いて登らないといけないような危険な箇所もなく。
標高も高すぎず3時間ぐらいで頂上まで行って帰ってこれるので、登山の練習にピッタリだと思います。
本格的な登山に向けた、体力作りをしたい登山初心者には抜群の山ではなかろうか。
剣尾山 登山 ルート
今回登った、剣尾山の登山ルートはこんな感じ。
行者山の登山口→ 剣尾山の頂上→ 横尾山の頂上→ 行者山の登山口付近に下山
行者山の登山口から行者山の登山口付近に下山してくるまで、トータルで3時間半ぐらいでした。
行者山の登山口
行者山の登山口から、いきなり階段が続きます。
さすが修行の場とされていただけあるな、修行の道、行者山。
大日如来座像が描かれた岩
行者山を登っていると、巨大な岩があちらこちらに。
これは大日如来座像が描かれた岩。
行者山 見晴らし
巨大な岩をみながら登っていくと、標高469mの行者山に到着。
見晴らしもよく、剣尾山の頂上からの景色より行者山からの景色の方が好きだったり。
行者山から剣尾山
行者山から剣尾山の山頂までの道は、"山を歩いてる"という感じになります。
と思ったら、また階段。笑
行者山から剣尾山の山頂まで、とにかく丸太の階段が多くて体力をつけるのに最高の山。
剣尾山 山頂
月峰寺本堂跡まで来たら、 剣尾山の山頂は目前です。
剣尾山の山頂からは360度見渡すことができ、京都方面の山々も眺めることもできます。
天気が良ければ、あべのハルカスも見えるらしい。
剣尾山から横尾山へ
ここでまだ体力に余裕があったので、剣尾山から横尾山へ縦走してみました。
ここからは天気が怪しくなってきたので写真は少ないんですが、剣尾山から横尾山へ縦走する人はあまりいないのか、道が獣道のよう。
横尾山から下山
とはいえ、横尾山から下山するルートの途中には橋をかけてくれていたり、一人で歩いていても道に迷わない程度なので安心です。
剣尾山 駐車場
剣尾山に登山する際の駐車場ですが、行者山の登山口のすぐ近くに100円で駐車できる駐車場があります。
帰りに写真撮っておこうと思ってたのに、すごい雨が降ってきて写真撮る余裕なかったです。すいません。
あとは能勢温泉の下、能勢の郷の駐車場跡地は無料で開放してくれているよう。
ただしこちらの駐車場は、9:00〜16:30までの制限があるのと、行者山の登山口まで少し距離があります。
剣尾山 熊
登山する時に気になる、熊の存在。
剣尾山では熊の心配は必要ないと思っていたけど、目撃情報も毎年ちょこちょこ報告されているそうです。
登山中に鹿を見ることは多かったけど、一人で歩いていて熊に遭遇したらと想像するとちょっと怖かったです。笑
剣尾山 登山 まとめ
剣尾山の登山情報を集めていると、通行止めの情報もあるようで気になっていたけど、今回の歩いたルートではどこも通行止めになっていませんでした。
登山初心者でもお手軽に登れて、でも登山初心者にとっては体力を結構使う剣尾山。
体力作りのためにも、また行こっと。
次は逆のルートで、横尾山から剣尾山へ。
そこから行者山を降りてくるルートで行ってみたいな♪
剣尾山の登山口の近くにある能勢温泉で1泊して、温泉と登山を楽しむ旅。
なんてのも良いかも。
→ 能勢温泉
ちなみに剣尾山は、関西百名山のひとつ。
古くは修験の山として「摂津大峯」の名で呼ばれた名山とのこと。
現在は跡地になっているけど、月峯寺は聖徳太子の命で日羅上人が開いたと伝わり、昔から人々に親しまれてきた山なんだって。